※ふだんはこの65536倍散らかってます
こんにちは!
V (@nicestarguy) という者です。
ゲーム音楽風のインスト楽曲を制作しています。過去にゲーム向け音楽素材サイト『あしながおにいさん』を運営していました。
今日は、これからDTMを始めたい人の参考として、私の制作環境をご紹介していきます。
Contents
[スポンサーリンク]
こんな曲を作っています
Like a Lapis lazuli – 輝くは、瑠璃のように
The Butterfly’s Storm – とある揚羽蝶の夢
ゲーム音楽風のインスト楽曲を作っています。今は作業停滞気味なので、ちょっと昔の曲で許してww
制作環境はこんなです
使用パソコン
いわゆる”ゲーミングPC”というもので、CPU・メモリ・グラフィックボードが特に高性能なものを選んでます。
- PC:mouse computer NEXTGEAR i670BA2-SP
- OS:Windows 10 Home
- プロセッサ:Intel(R) Core(TM) i7-8700
- メモリ:16.0GB
このほか、240GBのSSDを追加しているのでスピードは爆速です。
私はDTMのほかにも『Illustrator』や『Photoshop』などグラフィック系のソフトを利用するのと、PCゲームを多少やるので、とにかく爆速で動くハイスペ機を選びました。
DTMをやる上ではオーバースペック気味かもしれません。ただ、DTM関連ソフトの要求スペックは時代とともに上がっていくことを考えて、”5年くらい先でもまだ満足に使えるか”を念頭に置いて購入します。
価格は本体のみで12万ほどです。
余談ですが、このPCとほぼ同時期にPS4を買ったので、PCでゲームは『Skyrim』しかやらなくなりましたww
使用DAW
PreSonus / Studio One 4
実はちょっと前に『SONAR』から乗り換えたばっかなので何とも言えないんですが、これといった問題なく使えています。
機能の良し悪し、他DAWとの比較についてはよくわからないので割愛しますww
PCスペックによるところも大きいようですが、たくさんの音源を同時に立ち上げて問題なく処理できるのが超すんごい。
主な使用音源
TOONTRACK / EZdrummer
廉価でコスパのいいドラム音源。拡張音源が定期的に出ており、好みのものがあったり、必要に迫られるごとに買い足しています。
原始人だから、叩いて音を出す楽器が好きなんです。
“作りたい曲がある”のと同様に、”好き・使いたい楽器がある”人には、専用音源は心の底からオススメです。
IK Multimedia / SampleTank 3
総合音源。いろんな楽器が幅広く抑えられているので仮音で使えるのはもちろん、普段使わないけど局所的に使いたい楽器もこの中から引っ張り出します。
あと「専用音源の音はガチすぎる、もっとグレードダウンした音がいい」という時も、あえて総合音源から選びますね。
Native Instruments / garritan personal orchestra
オーケストラ音源。作風からピアノ、チェンバロ、弦楽器は多用するため、いいものを使いたいと思って購入しました。
Future Audio Workshop / Circle 2
アナログシンセ音源。最大の特徴はカラフル・動的なインターフェイスで、視覚的なエディットがしやすいことですね。
シンセ音源としてはもちろん、シンセの仕組みそのものの勉強ツールとしても超おすすめです。
環境構築、まずはここから!
PC、DAWを買おう
DTMに最低限必要なのはスペックのいいPCとDAWです。
PCはBOTパソコンをオススメします。”BOT”は”Build To Order”の略で、要は受注生産式のPCです。メーカーが用意したモデルに、メモリやCPUを追加料金でグレードアップしていきます。
現時点ではプロセッサCore i5、メモリ8GBでも問題ない気がしますが、最終的には使用するDAWや音源との相談ですね。
DAWは作曲スタイルでオススメは変わるようですし、私は複数のDAWを使ったことがないのでなんとも言えません。ただ一つ言えるのは「私は『Studio One 4』を問題なく使えている」ということのみです。
ちなみに最近のDAWは総合音源もついてくるので、音源購入は気が向いた時か、資金に余裕がある時でいいと思います。
PCはできる限り最新の、スペックがいいものを
音楽制作に限らず、PCで何かを作ろうとする人はスペックのいいPCを買ったほうがいいです。本体だけでも最低10万円以上のものは必要でしょう。
ハイスペックなPCは、DAWや音源がサクサク動くだけでなく、操作や処理がかなり快適です。快適さはモチベーション維持にも繋がります。余暇があればどんどん作りたくなり、どんどん作ればそれだけスキルアップ。いいことずくめです。
逆に動作が重くテンポが悪いと、作業をいちいち中断させられたり、フリーズしてやり直しになることが頻発します。モチベーションがゴリゴリ削られ、楽しいはずの作業がどんどん面倒くさくなるんです。
ハイスペックPCは値段以上の恩恵をあなたにもたらす、ということをぜひ知っておいてほしいです。
まとめ
・PCとDAWを買おう。BOTパソコンがおすすめ。DAWは作曲スタイルによる
・音源はだいたいDAWについてくるので、当面は問題ない。必要や好みに応じて買い足そう
・PCはできる限り最新の、スペックがいいものを。快適さはモチベーション維持につながる
ということで、半隠遁生活のDTMerがいっちょ前に語ってみました。「ワイでええんか?」って気持ちでいっぱいですが、参考になれば幸いです。
著者について
DTMer兼コスプレイヤー兼ライター。自分でも「どれかにしろ」って思う。
『あしながおにいさん』というゲーム向け音楽素材サイトを運営し、楽曲を配布。利用実績として『分裂ガール』『B.B.ライダー』『らんだむダンジョン』などがある。自身でもゲーム作品『伝説の勇者を怒らせる48の方法』など数点を制作しました。
現在は活動を縮小し、自分の手に負える範囲で活動中。SoundCloudに楽曲があります。
音楽への熱が冷めたわけではなく、他にいろいろやりたいことがありすぎて後手に回ってしまってる状態です。
現在は女装コスプレをしつつ、コスプレに関するブログを運営中。DTMer界のキングオブお前どうしたを目指してます。応援してください。
コメント