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筆者のDTMパソコン遍歴

筆者のDTMパソコン遍歴と題して、昔使っていたDTM用パソコンのお話をします。最初はパソコンのことが何もわからなくて怖い買い物をよくやっていました。そこから、いろいろ知識が増えてきて、また使える音源なども増えてきたという話です。

改定履歴

  1. 2014/12/06 新規作成

目次

  1. はじめに
  2. 初めて手にしたパソコンはCPUがAMD製
  3. SD-20を使うにはSSE命令がうんぬん。何それ?
  4. このCPUでVSTiは動かない!
  5. 新しいDTMパソコンで作風広がる
  6. メモリ交換やHDD交換を経てパソコン中身の作りを知る
  7. そしてAeroSlim購入にまで至る
  8. まとめ
  9. 関連項目

はじめに

こんなページまでご覧頂きありがとうございます。ここでは、2014年末にいたるまでにこんなことあんなことがありましたと筆者がだらだら書いていくだけのページです。パソコン選択を中心に、DTMの話題を絡めながらご紹介しますので、最後までご覧いただければ幸いです。

最初、手にしたパソコンは富士通のノートパソコンです。当時はもちろんパソコンの右も左もわかりませんでした。

初めて手にしたパソコンはCPUがAMD製

2001年に初めてノートパソコンを購入しました。厳密には「買ってもらった」という表現が正しいです。

当時、市場ではまだIntel製CPU Pentium 3のパソコンが販売されていました。Pentium 3はクロック周波数が1GHz前後で、現在のCPUに比べるとおそろしく性能が低いものです。今でもローコストCPU名にPentiumの名前は残っていますが、かつては主力CPUにPentiumの名が使われていました。

ただ、筆者が手にしたパソコンにはPentium 3ではなく、AMD製のDuronと呼ばれるCPUが乗っていました。2001年時点で、ソフトウェアは基本的にIntelのCPUを基準にしていましたから、その後いろいろと危ない状況が発生するわけです。

私がDTMの世界に足を突っ込んだのは、その半年後です。INTERNET社が販売するSinger Song Writer lite 4を入手したのがきっかけでした。初めて買ったDTM用途のソフトでしたが、クロック周波数とかメモリとか全然わからなくて、動くかどうかも良くわからないまま買いました。今思えば大変怖い話です。

と、そういうよくわからない状況で次の物が欲しくなります。Roland(Edirolブランド)のSD-20です。

SD-20を使うにはSSE命令がうんぬん。何それ?

SD-20はハードMIDI音源と呼ばれるもので、USB接続でパソコンと接続します。ですので、SD-20そのものは高い動作環境を必要としません。この時、一応パッケージ裏の動作条件を見ることを覚えた私は、ある記述を見て不安に思います。それは、「SD-20のMID-WAVコンバータを使う場合には、CPUがSSE命令対応のこと」と。

SSEはIntel系列のCPUに組み込まれた拡張命令セットで、マルチメディア系のデータを効率的に扱う為に使用されます。すなわち、AMD系列のCPUを使っている私のパソコンは、この命令に対応していないことになります。という状況でしたが、動くかどうかも良くわからないまま買いました。今思えば大変怖い話です。

結果的には動きました。理由は、AMD系列のCPUにはSSEは無い代わりに、3DNow!という別の技術が使われていた為です。あとあと(といっても10年後ぐらい先に)知った話ですが、SSEと3DNow!には互換性があり、(うろ覚えですが)SD-20のMID-WAVコンバータも3DNow!をサポートしていたためです。

その後、しばらくはSD-20の音色に満足していましたが、そのうち新手の技術が台頭してきて、私も気になるようになってきました。VSTiです。

このCPUでVSTiは動かない!

VSTiは、ご存知Cubaseの開発メーカーであるSteinbergが開発した技術で、対応するDAWとソフトシンセは、簡単に連携させることができるものです。ソフトウェア上で全て音を処理するため、物理的なスペースは不要ですが、パソコンの高いパフォーマンスを必要とします。

当時も今も定番のフリーVSTiといえば、Synth1です。私も昔はよく利用しました。動作が軽く、当時の1GHzに満たないCPUでも軽快でした。当時はフリーのVSTi探しにはまっていた時期で、様々なVSTiを試したのですが、音が良いVSTiほど動作が重く扱いにくいと感じるようになりました。トランス系VSTiとして定番だったSuperwave P8あたりもダメです。

結果として、初めて買ったノートパソコンでDTMをする時代に終わりが来ました。壊れたから買い換えたのではなく、「性能が陳腐化し流通するソフトウェアが使えない」というパソコンならではの「寿命」です。ちなみに、このノートパソコンですが購入14年たった現在もまだ完動品だったりします。

次はデスクトップパソコンを買おうと思いました。まだCPUなどのスペックはよくわかりませんでしたが、国内メーカーのパソコンには使いもしないソフトがてんこもりということだけは理解できました。そのため、次はそういったメーカーのパソコンを買うのはやめようと思ったのです。

経緯は忘れましたが、白羽の矢を立てたDTMパソコン候補はDellのOptiplex 755でした。2006年ごろの話です。

新しいDTMパソコンで作風広がる

Optiplex 755はIntel Core 2 Duoを搭載する法人向けパソコンです。メモリやHDD容量は少なめでしたが、CPUのパフォーマンスは高い機種でした。

この頃から、FLStudioを使い始めます。実はこの時点ではまだクロック周波数とかメモリとかあまりよくわかっていません。ただ、なんとなく動きそうだと思い、体験版を試したのがきっかけです。また、同じような理由で、初めて有料のVSTiとしてProphet-Vを購入しました。YMOよろしくProphet-Vの音色を自分の曲の特徴にしたいと思ったのですが、なりませんでした。

パソコンに詳しくなり始めたきっかけは、本機を使っていて動作が重いと感じたり、HDDが不調になったりしたことがきっかけでした。それまでは、なんとなくこの程度の性能なんだ、程度しかわかりませんでした。

メモリ交換やHDD交換を経てパソコン中身の作りを知る

デスクトップパソコンは、通常蓋を開けて中にアクセスできるようになっています。そのため、メモリ増設やHDD交換のためにいろいろ調べたことで知識が身についてきました。

例えば、メモリを増設するにしても、なんでも自由に増設できるものではなく、規格にあったものを選択する必要があります。そのためには、今使われているメモリがなんなのか、どのメモリなら対応しているのかを調べる必要がありました。同様にHDDも、コネクタの規格や容量などがありますので、そこを調べる必要がありました。

このようなことをしていたのが2010年ごろです。思えば、パソコンにそれなりに知識がついてくるまで10年も経っているのですから、だいぶかかっているほうだと思います。何かきっかけがないと覚えるのは難しいですよね。

ちなみにこの頃は、80~90年代のハード音源を愛用した時期でもあります。DTM界隈に10年近く足を突っ込んでいて、MIDIを詳しく知ったのもこの頃でした。

そしてAeroSlim購入にまで至る

AeroSlimを買うころには、各種パーツの選び方を(自分なりに)心得ていました。そのため、「どのパーツを組むか」というよりも「そのBTOショップを選んでよいか」という方を重要視していました。ここの詳細は音楽素材屋はなぜそのDTMパソコンを選んだのかに記載しています。

最近思うのは、パソコンはデザイン性を取るとなぜか性能が2の次になってしまって、性能をとるとデザイン性が良くない、という傾向がある気がしています。ので、1度は性能もデザイン性も良い自作マシンを作ってみたいと思っています。が、AeroSlimで十分満足していますので、当面その話はなさそうです。

ただ、ちょっとしたネタ作りでタブレットやNUC(ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティング)と呼ばれる小型PCを用いたDTMは、ちょっとやってみたいと考えています。

なお、AeroSlimを買うちょっと前から仕事が忙しくなり、音色作りにあまりこだわらないようになってきました。その結果、新しいパソコンで音源をいろいろ試すはずが、いつのまにかUVIのPlugsound Proばかり使うようになりました。実はCore i7-3770という高い性能を、まだ存分に味わい尽くしていないのでは?という気もしています。

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございます。ちょっとしたおっさんの懐古話ですが、「読んで時間損した!」と思われていなければ幸いです。

パソコンは、慣れないとブラックボックス感の強いものですので、このサイトもいかに情報を噛み砕いてご紹介すればよいのかいろいろ考えています。DTMパソコンの選び方について、今後もお役に立つ情報をご提供できるよういろいろ考えていきたいと思います。

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