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近未来的音楽素材屋3104式 > DTMパソコンの選び方 > DTM用途のパソコンスペックについて考える

DTM用途のパソコンスペックについて考える

DTMパソコンスペックを考えます。最低環境は、低スペックパソコンでDTMをやるにはに基づき、 2GHz以上の2コアCPU、2GBのメモリ、そして20GB以上のHDD容量(+OSなどの容量)のスペックで、多数のソフトシンセを扱うには、それ以上のスペックが必要です。

本記事では、「3GHz以上のCore i5 or Core i7、8GB以上のメモリ、2台のHDD」以上の環境がDTMに最適であると提案します。もちろん、予算に合わせてカスタマイズしてみてください。 筆者の構成例や、予算別DTMパソコンスペック例もご覧いただければ幸いです。

なお、本サイトでは、パソコンをカスタマイズするためにBTOパソコンをDTM用途に使用することをお勧めします。手っ取り早くおすすめの1台が見たい場合には、DTM用途向けおすすめパソコンリストをご覧ください。

改定履歴

  1. 2014/10/19 デザイン修正
  2. 2014/10/13 加筆修正
  3. 2014/05/06 関連項目追加
  4. 2014/05/06 DTMをするための最低スペックは?追加
  5. 2014/04/26 新規作成

目次

  1. はじめに
  2. DTMをするための最低スペックは?
  3. CPUは絶対的に優れていたほうが良い
  4. メモリも多いほうが良い
  5. ソフトウェア音源のデータを保存するストレージはどうするか
  6. Windowsにするか?Macにするか?
  7. USBポートの数は多いほうが良い
  8. まとめ
  9. ちなみに筆者のDTMパソコンについて
  10. 関連項目

はじめに

DTM用のパソコン選びに悩む方は多いと思います。このページでは、CPUやメモリなどの役割を簡単に紹介しつつ、 どのようなスペックを持つパソコンなら快適にDTMができるのか、筆者なりに考えてみました。

端的には、全ての性能が優れていて、なんでも揃っていたほうがが快適です。 しかし、高スペックなものは金額も高くなるので、予算が合わなければ妥協点を探す必要があります。

なお、筆者は10数年来のWindowsユーザーですので、Windowsにするか?Macにするか?以外は、 Windowsを前提とします。

DTMをするための最低スペックは?

DTMをするために必要な最低スペックは、各DAWの最低動作環境です。 低スペックパソコンでDTMをやるにはに、2014年現在流通するDAWの最低動作環境を記述しました。 2GHz以上の2コアCPU、2GBのメモリ、そして20GB以上のHDD容量(+OSなどの容量)のスペックが最低スペックです。

ただし、最低動作環境水準のパソコンでは、DAWの強制終了や、ソフトシンセを上手く扱えないなどの問題が発生しがちです。 そこで、以下では「快適に」DTMをするためには、各パーツでどのくらいのスペックが必要なのかを考えてみます。

CPUは絶対的に優れていたほうが良い

CPU

CPUは「パソコンが物を考える速さ」に例えられます。 高品位で高音質のソフトシンセを使う際に重視したい性能です。 大まかには、CPUの性能はxxGHzで表されるクロック数、xxコアxxスレッドで表されるコア数が大切です。

クロック数は、数値が高いほどが1秒間の処理速度が早くなります。 コア数は、数が多いほど並列処理性能に優れます。クロック数もコア数も数値が高いほど優れています。 パフォーマンスの低いCPUでは、ソフトシンセの音切れなどが発生しやすくなります。

筆者の定性的な感としては、3.0GHzで4コア程度の性能があるとよく、Core i5やCore i7が選択肢になります。DTM用途ではハイパースレッディング不要の場合もあるので、 こだわりが無ければ、Core i5の高クロック数モデルが安価で良いでしょう。最低でもCore i3以上は確保することをお勧めします。

※CPUに関する詳細は、CPUとDTMの気になる関係もご覧ください。

メモリも多いほうが良い

メモリ

メモリは、「1つの机の上に書類をどのくらい置けるか」に例えられます。 特にピアノ・オーケストラ・ギターのような生楽器を表現する音源は、一つの音色をロードすると数 100MBのメモリを消費することもあるので、メモリも多く積んでいるほうが良いです。 メモリが不足していると、音源をロードした際にDAWがクラッシュする場合があります。

筆者の定性的な感としては、あなたが64bit OSをお使いでしたら、8GB以上のメモリをお勧めします。 4GB以下では、バッググラウンドのプロセスが、DAWやソフトシンセの動作に影響する恐れがあります。 筆者、昔の職場で64bit メモリ4GBのパソコンを使っていましたが、事あるごとに動作がもたつき、ストレスがたまる一方でした。

最近少なくなってきた32bit OSは、OSの仕様のため、4GB以上のメモリは不要です。

ソフトウェア音源のデータを保存するストレージはどうするか

ハードディスク

ストレージとは、SSDやHDDのような、データを保存する領域のことを示します。 メモリが机の広さならば、ストレージは机の引き出しの数とその大きさです。 ソフトウェア音源のデータを保存するストレージ容量は、外付けを用いる手もありますので、ある程度妥協の利く部分です。

近年は100GB以上のインストール容量を要する音源も多数あるため、ストレージには最低でも1TB以上を1台を推奨します。 理想的には、2つのストレージに分け、OS保存用とソフトウェア音源のライブラリ保存用に利用することをお勧めします。 作曲時のパフォーマンスが上がります。

読み書きの速さを重視したいならばSSD、様々なファイルを大量に保存したいならばHDDを選択します。 SSDは容量が少なめですのでOS用途に、音源ライブラリはHDDに保存するのがお勧めです。

なお、HDDを選択する場合には、7200回転以上を選ぶようにしてください。一部のソフトシンセは、7200回転以上を推奨しています。

※HDDに関する詳細は、HDDやSSDとDTMの気になる関係もご覧ください。

Windowsにするか?Macにするか?

昔はMacが良く使われていたため、Macユーザーは多くいらっしゃいます。 一方、WindowsでもDTM用のソフトウェアは揃っていますので、どちらでもDTMを始めることが出来ます。 もし、使ってみたいソフトウェアがあれば、その動作環境を確認しましょう。

Windowsを選ぶ場合、2014年4月現在でWindows 7以降の環境がお勧めです。 Windows Vista以前の環境は、ソフトウェアのサポートが終了する傾向にあります。 Windows XP以前はOSのサポートが終了しており、使用時のリスクは高いです。

32bitか、64bitか、については、現在すでに64bitのWindowsが主流になっていますので、64bitがお勧めです。メモリの制限がありますので、敢えて32bitを選ぶ必要はありません。

USBポートの数は多いほうが良い

DTM用途のパソコンは、USBポート数は多いほうが優れています。 USBドングル、MIDIキーボード、USBオーディオインターフェース・・・、必要なUSB機器は多数あります。 USBハブを介した動作は、サポートされないケースがあるので注意が必要です。

省スペース型のパソコンを除けば、6~8ポートが標準的です。 マウス/キーボード用のPS/2コネクタを有していれば、USBポートをDTM用途にフル活用できます。

まとめ

ざっくりとですが、DTMパソコンを選ぶ上での基準について考えてみました。 これらをまとめると、以下が快適さを得るための構成です。

  • OS Windows 64bit
  • CPU Core i5 3Ghz以上
  • RAM 8GB
  • HDD 1TB以上×2台
  • VGA オンボード

なお、DTM用のパソコンでは、オンボードと呼ばれるグラフィック性能でも十分です。なぜなら、DAWやソフトシンセは特別な描画処理が必要ないからです。 動画編集やFPSなどのゲームに興味がありましたら、グラフィックボードの購入も検討してください。

DTMパソコン購入時に考慮したい有名VSTiの動作環境には、著名なVSTの動作要求環境についてもまとめましたので、是非合わせてご覧ください。

ちなみに筆者のDTMパソコンについて

筆者は、まとめ以上の構成にして、TSUKUMOでDTMパソコンを購入しています。

  • eX.computer AeroSlim
  • OS Windows 7 Professional 64bit
  • CPU Core i7-3770
  • RAM 16GB
  • HDD 1TB×2(OS用、音源ライブラリ/楽曲ファイル保存用)
  • VGA オンボード
  • 5年延長保証(現在は3年)

本機購入までの経緯は、音楽素材屋はなぜそのDTMパソコンを選んだのかに書いてみました。購入後のレビューはツクモのBTOパソコン「Aeroslim」をDTM用途に使ってみてに写真つきで掲載しています。また、BTOパソコンとはなんぞや?と思われましたら、是非BTOパソコンとは?どんな特徴があるの?もご覧ください。

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