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USB端子の無いMIDI音源やキーボードとパソコンを接続するには

MIDI機器とパソコンを接続するUSB-MIDIインターフェースの役割や使い方についてご紹介します。中古で販売されている古いMIDI音源や、キーボードなどはUSBコネクタが無いため、そのままではパソコンと接続することができません。そのようなときにUSB-MIDIインターフェースを使用することで、MIDI音源やキーボードとパソコンを接続でき、パソコンから制御することが可能になります。

USB-MIDIインターフェースの定番といえば、ローランドのUM-ONEmk2と、ヤマハのUX16があり、前者iPadなどと使用でき、後者は10年以上販売され続ける定番中の定番という特徴があります。UX16については、筆者も利用していますのでこちらに詳細をまとめました。

改定履歴

  1. 2017/01/02 みなおし
  2. 2014/10/28 デザイン変更
  3. 2014/10/23 加筆修正
  4. 2014/07/06 新規作成

目次

  1. はじめに
  2. 古いキーボードやハードMIDI音源にUSB端子は無い
  3. USB端子の無いハードMIDI音源とWindows PCをつなぐ方法
  4. USB-MIDIインターフェースの使い方
  5. 定番のUSB-MIDIインターフェース
  6. USB-MIDIインターフェースで接続すると何ができるのか
  7. USB-MIDIインターフェースで音の良し悪しは変わる?
  8. まとめ
  9. 関連項目

はじめに

ハードオフやデジマートで売っている、ローランドのSCシリーズやヤマハのMUシリーズ、また80~90年代のハードシンセやエレクトーンを、Windowsに接続して使いたい。けど、今のWindows PCでどうすれば使えるの?という話題です。筆者も一時期、JD-990やSC-88VLなどUSB端子の無いハードMIDI音源を好んで使っていましたが、最初はどう接続すればいいかわからず困ったことがありました。

そこで、本記事ではMIDI信号とUSBの信号を変換する「USB-MIDIインターフェース」についてご紹介します。USB端子の無い古いMIDI音源をお持ちの方は、1つは持っておいて損は無い機器です。

古いキーボードやハードMIDI音源にUSB端子は無い

近年の周辺機器は、USBという通信規格を介して接続するようになっています。DTM関連機材もUSBコネクタを有しており、USBケーブルを介してPC上から各種DTM機材をコントロールできるようになっています。例えばMIDIキーボードをお持ちでしたら、USBコネクタを用いて接続しているかと思います。

しかし、80~90年代の古いハードシンセやMIDI音源にはUSB端子がありません。なぜなら当時はまだUSB規格(USB1.0は1996年登場です)が無かったためです。当時は、MIDIという通信規格があり、これに準拠するMIDI端子やMIDIケーブルが使用されていました。90年代にはシリアルでパソコンと接続する機器もありしたが、DTM機材においてもUSBが主流になるのは2000年代以降です。

このような技術的理由ゆえ、古いハードシンセやMIDI音源の場合、接続可能なコネクタがMIDI端子のみということも少なくありません。そのため、このMIDI端子を上手く使う必要があります。

USB端子の無いハードMIDI音源とWindows PCをつなぐ方法

上述のような、MIDI端子を持つMIDI機器とパソコンを接続するために、「USB-MIDIインターフェース」と呼ばれる専用の機器を使用します。

インターフェースとは「コンピュータと周辺機器との接続部分」と称されますが、簡易的には「仲介役」と考えてください。例えば、あなたが言葉も知らない異国の人と会話をするとき、その間に入って通訳をする人がインターフェースです。技術的には、コンピュータの異なる通信プロトコルを相互に変換する役割を持ちます。

USB-MIDIインターフェースは、USBの信号とMIDIの信号を相互変換する仲介者で、これを使うことで古いハードシンセやMIDI音源と接続することが可能になります。

USB-MIDIインターフェースの使い方

USB-MIDIインターフェースを用いた接続イメージは下記の通りになります。

[Windows PC] -----USBケーブル----- [USB-MIDIインターフェース] -----MIDIケーブル----- [ハードMIDI音源]

もしあなたがUSB-MIDIインターフェースを使って、パソコンとMIDI機器を接続したいと考えたら、下記を買い揃える必要があります。

  1. USB-MIDIインターフェース
  2. USBケーブル(USB-MIDIインターフェースに付属しない場合)
  3. MIDIケーブル(USB-MIDIインターフェースに付属しない場合)

※下記に掲載するモデルを購入する場合には、USBケーブルもMIDIケーブルも不要です。

定番のUSB-MIDIインターフェース

USB-MIDIインターフェースにおいて定番モデルといえば、ローランドとヤマハからそれぞれ発売されているUM-ONEmk2とUX16です。UM-ONEmk2はiPadでも使用できるのが特徴で、iPad+SC-88のような、新しいものと古いものを組み合わせた使い方が可能です。一方、UX16は10年以上同じモデルとして発売され続けており、特にWindows XPのような古い環境で使う際に親和性が高いと予想されます。Windows 2000すらサポートしています。

Roland ローランド MIDIインターフェイス UM-ONEmk2

一方のコネクタはUSB、もう片方のコネクタはMIDIとなっている
MIDIコネクタはMIDI INとMIDI OUTの2つでワンセットなので、UM-ONEmk2は1台のハードMIDI音源と接続できる

Windows XP~8.1、Mac、iPadに対応


UX16

仕様はUM-ONEmk2と同じで1台のMIDI機器を接続可能
2014年現在で発売から13年経つ、定番中の定番

Windows 2000~10、Macに対応
Amazonでの売り上げ1位


USB-MIDIインターフェースで接続すると何ができるのか

USB-MIDIインターフェースを用いてWindows PCと接続することで、DAWからハードMIDI音源を制御することが可能になります。

最も簡単な使い方は、MIDIファイルなどのMIDI情報をハードMIDI音源に渡すことで、ハードMIDI音源に演奏をさせることです。General MIDIに準拠していれば、ピアノやストリングス、シンセなど一般的な音色を有していますので、それ1台だけで曲作りを簡潔させることが可能です。現在のソフトシンセ全盛の時代に比べれば物足りないかもしれませんが、一方でいろいろ手をかけずに1曲が作れてしまうのです。

また、手持ちのMIDIキーボードを演奏し、接続したMIDI音源から音を出すことも可能です。具体的な構成を上げると大変ですので、詳細は省きます。

USB-MIDIインターフェースで音の良し悪しは変わる?

USB-MIDIインターフェースは、パソコンとMIDI機器間の通信情報を変換するだけで、音声そのものは一切扱いません。USB-MIDIインターフェースの種類で音が変わることはありません。

まとめ

あなたがUSB-MIDIインターフェースの購入を検討されているなら、

  1. ローランド製のMIDI音源やiPadなどと併用:UM-ONEmk2
  2. ヤマハ製のMIDI音源やキーボードなどと併用:UX16

をそれぞれオススメします。国内メーカー製なのでサポートも受けやすいです。

2017年現在流通しているUX16については、USB-MIDIインターフェース YAMAHA UX16のあれこれに詳細をまとめました。

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